2015年7月12日日曜日

岡部ひで子さんの鉢植え





作日は江別やきもの市に午前中参りまして
大急ぎでteto²に戻りました店主でございます。

だって・・・
連れ合いとチビさんに1時間店長を任せるのは不安  だったのです。

案の定 戻ってみると オープン時間を過ぎたのに
道路沿いの準備中の看板が出たまま。。。。。

やっぱりな・・・ 早く戻ってよかったです。笑



お付き合いのある作家さんのブースを廻りつつ
新入荷の作品をいただいてきたり
新しい作家さんからいくつか作品をお預かりして参りました。

来月にはご紹介できるかと。。。


それにしても本日は疲れました。
詳しい やきもの市レポ は近日姉妹ブログの方で・・・更新出来るかな?笑





Gallery teto² 昨日も本日も 
たくさんのお客様にお越しいただき ありがとうございました。

昨日は店におりましたチビ店員さんの
猛烈接客にお気を悪くした方がいないことを祈りつつ・・・・・

本題です。



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さて 本日は
(本当はこの記事この週末の前にアップしたかったのですが 多忙を極め 
企画展をあと1週残すのみになり 載せます。。。ごめんなさい)



このたびの企画展の中心作品
ミニ鉢植えの詳しいご紹介


みなさん セダム(多肉植物)ってご存知でしょうか?



セダム

セダムとは
ベンケイソウ科セダム(マンネングサ)属に分類される
植物の総称です。
日本には約17種があり
それらの変種・亜種も含めると多くが知られています。
 
ラテン語で「座る・固定する」を意味する「セデス」にちなみ、
岩壁などに張り付いて自生する姿に由来します。



いわゆる多肉植物とは水を溜めこむ葉っぱが肉厚になった植物の総称。

その中にサボテン科とかベンケイソウ科とかがあり
ベンケイソウ科マンネングサ属の学名がセダムという訳です。



このセダム あんまりお世話をしなくても 結構丈夫で
水のやり方と気温だけ気をつけてあげれば
なんと北海道の屋外でも越冬できる種類もあったりして
小さくてかわいらしい観葉植物。
今流行っているそうですね。



「多肉ブログ」なんていう検索をすると
出てくる出てくる 
それはカラフルでプニプニのかわいらしい姿のセダムさん達。


でも実はこの北海道では 屋外で越冬できる種は数少なく
ネットの卸しなどで苗を買ってもダメになってしまうものが多いのです。





このセダムの寄せ植えを
それは素敵にミニ鉢植えにしてらっしゃる方が
お隣の長沼町のうどん屋さんのおかみさん
岡部ひで子さんなのです。

ずっと以前に
岡部さんが近隣の町の知人友人に
このセダムの寄せ植えの
ちょっとしたワークショップを開かれ
そこでこのセダムの魅力を知った友人が
私にも伝授してくれました。





最初は地がずぼらなわたくし
せっかくいろいろなセダムを寄せ植えしても
だめにしてしまったり 形が崩れてみっともなくしてしまったり。。。

かなり失敗しました。

サボテンもセダムも
「手入れが楽で枯れない」と思っている方は意外と多いのですが
実はちょっとしたコツがいるのです。



だめにするたびもうやめよう。。。と思っても
うどん屋さんに行くと素敵な鉢植えがあり
またムクムクとその世界へ引き込まれてしまう魅力が
ひで子さんの鉢にはあります。





個人的にはいろいろなセダムが寄せ植えされた
カラフルなものも好きなのですが
育てていくと 
ひで子さんのように1種をとことんかわいがり
増やしていく鉢も
魅力があると思えるようになりました。




              またひで子さんは鉢の中に
         ご自分の気に入った石などをごろんと据え付けて
            なんだか鉢の中が一つの庭園のよう。



小さな鉢の中に宇宙を感じます。
寄せ植えって 作られた方御自身があらわれるものなんだな。。と思います。

そして
「どんなに手入れが楽といったって 植物は生き物だからね。
ちゃんとお世話はしてあげなくちゃ」っておっしゃる
その言葉の中に小さな緑への愛情が溢れていることも感じます。


お手入れが不安な方にはこんな素敵な手書きの指南書も。


また芽が伸びて来て
どうやって形を整えればいいのかわからない方には
この期間中 詳しいお手入れ方法もアップします。
(する予定です。いや します! …ちょっと先になるかもしれなくても








「このセダムの魅力を皆さんに知っていただきたいけれど
だめにしてしまって 悲しい思いをしてしまうのも残念よね。。。」
そう 打ち合わせの段階でつぶやいていたひで子さん。

搬入の日に ひで子さんがもっていらした鉢達を見て
なるほどね。。。これならずぼらさんでも大丈夫かも!と
思いました。










             屋外で越冬できるセダムの中でも
           センペリビブムという種類のセダムを中心に
            あまりいろいろ寄せ植えしたものではなく 
           その1種をこんもりと植えたものがたくさんと
         ちょっと上級者用にはいろいろなセダムの寄せ植えも
              用意してくださったのです。




また苔地に庭木の寄せ植えしたもの
屋内で育てるセダムの寄せ植えや 
サボテン等の鉢等もあり
渋めのものからかわいらしいものまで
仕入れて来てくださった苗まで含めると
大小100以上の鉢が揃いました。
(もうだいぶお嫁に行ってしまいましたが)









屋外の鉢は なんと すべてそのまま外で越冬できるそう。

センペリビブムだけでもいろんな種類があるのですね~。。。

どの子も個性的で素敵です。





今週 水曜日 15日は御予約が入り2時から5時まで臨時オープンいたします。


21日も御予約オープンなので 
『小さな緑と暮らす』展 残すところあと5日間。


かわいらしい緑の世界を堪能しにいらしてくださいませ。
お待ちしております。